SNS時代の“働く”を再定義する──カイシャイン株式会社が語る、発信の力と未来への覚悟

カイシャイン株式会社 代表 「カイシャイン」氏

YouTubeチャンネル「カイシャイン」を軸に、オンラインサロン、書籍、行政イベント、講演など多方面に活動を広げるカイシャイン株式会社。SNS黎明期から積極的に情報発信を続け、登録者10万人を突破し“銀の盾”を獲得するまでに成長しました。その背景には、個人的な経験から生まれた「個性を価値に変えたい」という強い思いがあります。本記事では、発信を始めたきっかけ、事業の現在、組織としての課題、そして未来へのビジョンについて詳しく伺いました。

YouTubeから広がった事業の輪

――現在、どのような事業を展開されていますか。

YouTubeを中心に認知を獲得し、そこから派生する形でオンラインサロン、書籍執筆、行政イベントへの登壇、企業研修、講演依頼など多方面に活動を広げています。さらに「令和の虎」への出演など、媒体を問わず発信の場が増えてきました。

特徴としては、どれも「最初からサービスとして設計した」のではなく、視聴者からの要望や社会の流れから自然と広がっていった点です。

YouTubeで発信 → 視聴者から質問 → 体系化 → サービス化

という流れを繰り返してきた結果、現在の事業形態になりました。

――SNS発信を始めたきっかけを教えてください。

起業からすぐに、コロナの影響で仕事が完全になくなったことが出発点です。

当時、ビジネス系YouTubeが伸び始め、専門チャンネルもまだ少なく、「今始めれば大きなチャンスになる」と直感しました。

最初の再生数は50回程度。しかし、時代の需要と継続の効果によって少しずつ広がり、発信の方向性も明確になっていきました。

“マイナス”を価値に変える──発信の根底にある思い

――発信を続ける中で、大切にしている価値観は何でしょうか。

自身の家庭環境など、かつてマイナスに捉えられがちな経験が、SNSでは“個性”としてむしろ価値に変わることを実感してきました。

例えば、シングルマザーが自身の経験を発信することで誰かの励ましになるように、個々の背景そのものが誰かの役に立つことがあります。

「人の弱みや悩みが、他者の支えになる」

この構造をもっと広めたいと思っています。

10万人登録を達成した際の“銀の盾”は、自分の人生で積み重ねてきた努力が初めて可視化された象徴のように感じ、強く記憶に残っています。

組織運営のリアル──“属人性”との向き合い方

――組織づくりの現状について教えてください。

カイシャイン株式会社は、代表を中心に少人数のサポートメンバーで運営しています。案件に応じて外部パートナーともチームを組む流動的なスタイルです。

企業のSNS相談で最も多い悩みは、「商品の差別化ができていない」という点。市場には類似サービスがあふれ、どう個性を打ち出せるかが勝負になります。しかし、これは簡単ではなく、代表自身のヒアリング力が結果に直結するため“属人性問題”も避けられません。

「どうすれば再現性を持たせられるのか?」

これは今後の大きな組織課題といえます。

子ども向けSNS教育──未来への大きな挑戦

――今後挑戦したいことは何ですか。

今後、最も力を入れたいのは、子どもたちに向けた“本質的なSNS教育”です。

現在、SNSトラブルに巻き込まれる子どもは急増していますが、学校現場ではSNSの危険性について深い指導が行われず、表面的な扱いにとどまっています。

「本当に必要な教育が届けられていない」という危機感があります。

教育委員会等との接点は増えており、前向きな感触もありますが、学校は非常にクローズドな環境で、実現にはまだ時間がかかる状況です。それでも、この活動は事業としてではなく、ほぼ“ライフワーク”として続けていきたいと考えています。

仕事を超えた情熱──「やらずにはいられないこと」

――仕事以外で情熱を注いでいることはありますか。

最も情熱を注いでいるのは、やはり子ども向けSNS教育です。

金銭的な利益よりも、「子どもたちの未来に必要なことを届けたい」という想いが強く、自費でも回りたいと考えています。

まだ講演の実現はありませんが、問い合わせは確実に増えており、少しずつ前進している手応えはあります。

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