お金の話を、もっと身近に。中立的な立場で寄り添うファイナンシャル・プランナーの挑戦

株式会社ハロープランニング 代表取締役 関戸 崇文氏

お金のことに関心はあっても、「何から始めればいいのかわからない」「どこに相談すればいいのかわからない」と感じている人は少なくありません。そうした悩みに寄り添い、中立的な立場から一人ひとりに合ったアドバイスを届けているのが、株式会社ハロープランニングです。本記事では、金融業界で約10年の経験を重ねてきた代表・関戸氏に、事業に込めた思いやこれまでの歩み、そしてこれからの展望についてお話を伺いました。

お金のことを、もっと身近でカジュアルに届けたい

━━ 現在の事業内容と、立ち上げの背景を教えてください。

個人向けのファイナンシャル・プランニングを中心に、お金に関する相談を受けています。金融業界で約10年働く中で、20代から40代の方を中心に「何かしなければと思っているけれど、何から始めればいいかわからない」「相談できる窓口がない」と感じている方が多いことに気づきました。

そうした課題を感じ、中立的な立場で家計やライフプランの相談ができる場所をつくりたいと思ったことが、事業の出発点です。

━━ 事業の強みや特徴はどこにありますか。

会社としての設立は昨年9月で、実績はまだこれからですが、私自身は1級ファイナンシャル・プランニング技能士とCFP®の資格を保有しています。資格だけでなく、これまでの実務経験を踏まえたアドバイスができる点が強みだと考えています。

また、「“お金のこと”をもっと身近でカジュアルに」というミッションのもと、対面の場合も堅苦しい雰囲気をつくらず、気軽に話してもらえるよう心がけています。

即断即決で進んできた、これまでのキャリア

━━ 経営の道に進んだきっかけを教えてください。

もともと人に雇われる働き方があまり向いていないと感じていました。自分が正しいと思ったことを、すぐに行動に移してきたタイプです。これまで個人として活動してきましたが、法人を設立することで、相談できる場所をより明確に伝えたいと考えました。将来の構想はこれからですが、まずは「相談の入り口」を整えることを最優先にしました。

━━ 経営判断の軸となっている価値観は何でしょうか。

7歳のときに骨肉腫を経験したことが大きな原点です。当時は状況を理解していませんでしたが、中学生になってからその事実を知り、「人生は一度きりだ」と強く意識するようになりました。それ以来、自分が正しいと思うことは迷わず行動する、という価値観が根付いています。

相手の目線に立ち、話を聞くことを大切に

━━ 組織運営やコミュニケーションで意識していることはありますか。

現在は一人で事業を行っていますが、これまでマネジメントをしてきた経験から、相手の目線に立って話を聞くことを大切にしています。

まずは相手の話をしっかり聞き、課題を一緒に整理し、解決策を考える。その姿勢は今の仕事でも変わりません。

金融教育と講演活動への挑戦

━━ 今後、力を入れていきたい取り組みを教えてください。

今後は、セミナーや講演活動を広げていきたいと考えています。金融教育に関心があり、親から子へとお金の知識が自然に受け継がれていく環境をつくりたいと思っています。

また、がんファイナンシャル・プランナーの資格を取得したことや、自身ががんサバイバーである経験を生かし、がんに関するお金の話を伝える講演にも取り組んでいきたいです。

━━ 業界の今後について、どのように見ていますか。

金融業界全体で、コンプライアンスや顧客目線がより強く求められていると感じています。私は、アドバイスだけで終わるのではなく、希望があれば同意のもとで商品提案まで行うというスタンスを取っています。売られたくない方はアドバイスのみで終わり、必要な方には提案もできる。この柔軟さが今後さらに求められていくのではないでしょうか。

読書と家族の時間が、心の支え

━━ お仕事以外でのリフレッシュ方法を教えてください。

読書をしたり、家族と過ごす時間を大切にしながら、仕事にも変わらず情熱を注いでいます。お金の話を、もっと身近でカジュアルなものにしたい。その想いは、今も変わりません。

正しい知識が世代を越えて受け継がれていく社会を目指しながら、これからも一人ひとりに寄り添うファイナンシャル・プランナーとして歩み続けていきたいと考えています。

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