誰もが「なりたい自分」に挑戦したくなる社会へ──アドライブエージェントがSNS運用でつくる挑戦の土台

株式会社アドライブエージェント 代表取締役 佐藤新九郎氏

企業のSNS活用が当たり前になった今、「運用しているのに成果が出ない」「投稿づくりが続かない」といった悩みは尽きません。株式会社アドライブエージェントは、SNS運用代行を軸に、売上拡大・採用支援・ブランディングの3つを目的とする企業を支援しています。特徴は、運用を担う責任者陣が“自らSNSで伸ばしてきた経験”を持つこと。

本記事では、代表の佐藤新九郎氏に、事業を始めた背景、強み、組織づくり、そしてこれからの挑戦について伺いました。

SNS運用代行で「売上・採用・ブランディング」を支援する

――まず、御社の事業内容を簡単に教えてください。

事業内容は、企業様からSNSの運用代行をいただいています。ざっくり言うと広告代理店業に当たりますが、SNSを活用して売上を上げていきたい、SNSを活用して採用を進めていきたい、あるいはブランディングを取っていきたい。そうした3つの目的を持つ企業様に対して、自社だけでは投稿を作り込めない、作っても成果につながらないという課題を、私たちの実績や成果ベースでサポートしています。

――この事業を始められた背景や、どんな思いがあったのでしょうか。

きっかけはいろいろありますが、もともと父が100年ほど続く企業の経営者をしており、幼いころから経営には興味がありました。ただ、小中学生のころは「社長すごいな」くらいの憧れで、はっきりしたものではなかったんです。

幼稚園から仲の良かった親友がいて、その親友には絵の才能があって、海外で賞を取るような人でした。でも中学2年生くらいの頃に亡くなってしまって。こんなにも未来のある身近な人が、道半ばで亡くなってしまう悔しさを感じました。だからこそ「その親友の分まで自分の生きた道を残さないといけない」と思うようになりました。

その後、大学受験でうまくいかず浪人する決断をしたのですが、将来やりたいことが明確にあるからこの大学に行く、というロジックが自分にはなかった。やりたいことが明確ではないからこそ苦しさがわかるし、やりたいことを見つけたい、向き合って挑戦したい、人生を本気で生きたい。そう思う人の手助けをしたいと考えました。亡くなった親友のことも根っこにあって、やりたいことを見つけて挑戦する人生を歩めるような、そんな人を支える存在になりたいと思ったんです。

その思いがありつつ、大学に入ってから学生団体を立ち上げました。国際交流やボランティア、スキルアップなど、いろんなジャンルのイベントを企画して、原体験を増やしながら「やりたいことを見つける」場をつくったんです。実際「この団体に入ったおかげでやりたいことが見つかった」という声ももらえて嬉しかった。でも社会人になったとき、当時思い描いていた挑戦が、社会の波に押されてうまくできなくなったという声もあって、悔しさもありましただからこそ「人が挑戦できる環境をつくる」ことが大事だと捉えるようになりました。

そこで、間接的にはなりますが、売上を上げることによって、その環境を作る支援を行っています。企業の売上が上がることは、会社の選択肢を広げます。投資や新規事業にも回せるし、人が挑戦する場を作ることにもつながる。生活を担保した上で挑戦できる環境にもなる。なので、私たちはSNSという手段で、売上アップと採用の両面を解決し、挑戦できる環境づくりに寄与していきたいと考えています。

責任者全員が「フォロワー1万人達成」──成果から逆算する強み

――SNS運用会社は数多くあります。御社の強みはどこにあるとお考えですか。

SNS運用会社はたくさんありますが、私たちの強みは「自分たち自身でしっかり伸ばしてきた」ことです。経営陣や部長級のメンバーは、基本的にフォロワー1万人を達成している人のみ。そもそも自分たち自身がインフルエンサーである、というところが大きいと思っています。

――「成果が出てこそ」というお話もありました。コスト面での考え方を教えてください。

例えば社員を1人抱えるのに、30万〜50万円くらいかかります。経験のあるマーケターを一人採用するとその倍以上かかることもあります。もちろん社内事情を理解した人が運用すれば成果が出やすい面はある。でも、同じコストをかけるのであれば、より効率よく成果につなげたいと考えています。そこで弊社では、月額15万円〜の費用でSNS運用を代行するサービスを提供しています。アカウント設計から企画、台本作成、撮影、編集、投稿、分析、レポートまでを一括してお任せいただける体制を整え、費用を抑えながら成果を最大化できるよう設計しています。

――いま実現していきたい夢や目標があれば教えてください。

これを解決したいという明確な社会課題があるかと言われると、正直そこまでなくて。ただ、身近な人たちを幸せにしたい、というのが自分の内なる動機として大きいです。遠い課題も想像はできますが、直接会ったことがないとクリアにイメージして「この人のために」とやるのは難しい部分もある。もちろん視野を広げないといけないところですが、今は目の前で課題を感じている人たちに向き合う。その輪を広げていけば、結果として社会課題が解決していた、という形が自分にはフィットしていると思っています。

経営判断の軸は「選んだ道を正解にしていく」

――佐藤代表の経営判断の軸になっている価値観や信条を教えてください。

選んだ道を正解にしていく、という考え方です。やれるなら全ての選択肢をやった方がいいと思うタイプで、最後まであがけるならあがいた方がいい。

意思決定は、過去の事例から「うまくいったからやる」「うまくいかなかったからやらない」と考えると、自分の可能性を狭めることもあると思っています。どちらかというと未来志向で、これを選んだからこそ、どうにか正解にしていこう、という姿勢が自分には合っている。選んだという一点で成功・失敗を決めるのではなく、選んだ後にどう正解に持っていくか。それが自分への挑戦だと思っています。

2名の社員と27名の業務委託メンバー──「密度の濃い雑談」で心理的安全性をつくる

――現在の組織体制について教えてください。

社員で言うと私を含めて2名の小さい会社ですが、業務委託のメンバーを含めると27名になります。

――メンバーが自分の考えで動けるように、代表として工夫していることはありますか。

話すことはすごく大事にしています。1人1人と席を設けて話すのもそうですが、どちらかというと、見かけたときやすれ違ったときに、どれだけ密度の濃い雑談ができるか。人数が少ないので「代表が名前を覚えられない」という規模ではないですが、それでも「社長がこういうこと覚えていてくれた」とか、趣味の話で盛り上がるとか、そういうところで心理的ハードルが下がって、心理的安全性ができていくと思うんです。それが、チャレンジする心のプラスにもつながる。些細な社内の出会いや雑談には、すごくフォーカスしています。

――その考え方は、会社の強さにもつながりそうですね。

会社の戦闘力は、個の戦闘力の集合体だと思っています。1人1人の戦闘力を上げるのは、こうした些細なことから派生していくものだと考えています。

次の挑戦は「プロダクトを作って売る」こと

――今後取り組んでいきたい新しい挑戦や展望を教えてください。

根幹は変わらないのですが、いろんな企業さんの支援で得た知見を踏まえて、プロダクトを作って売っていく方向にも進んでいきたいです。社内には役員・部長・責任者クラスで営業力のある人もいますし、支援してうまくいったマーケティング事例もたまっている。そうした人的リソースやナレッジをもっと活用したいんです。

SNS業界の流れ──鍵は「自然発生的な発信」をどう生むか

――SNS運用の業界は今後どう変わっていくと見ていますか。

今まではユーザーとして発信を受けている人が多かったけれど、発信する側が増えて、情報をたくさん浴びているユーザーも増えている。そうした人たちが、逆に自分自身も発信していこうと影響力をつけていく流れがさらに強くなるのではないかと考えています。

その中で、私たちもご提案でお話するのが「UGC」という視点です。UGCは「ユーザーが自分で作って発信した内容」を指します。PRはビジネス要素が強くなりますが、情報を浴びているユーザーが多いからこそ、信頼性という意味では「友達がすすめていた」「信頼している人がすすめていた」という自然な流れが強い。このあたりが今後のSNS業界の鍵を握ると見ています。

コーヒーが整える時間──豆を挽いて淹れる“余白”

――趣味やリフレッシュ方法があれば教えてください。

コーヒーがすごく好きで、豆を焙煎所から買ってきて、挽いて淹れる、という時間が自分にとってはゆったりできる使い方です。趣味と言えるかわかりませんが、そういうことをやっています。

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