不動産投資による副収入の先に「思い出投資」を――不動産と能力開発で人生の選択肢を広げる

CFコンサルティング株式会社 代表取締役 生稲 崇氏

経済的な自立は、人生の自由度を大きく高める――。そう語るのは、CFコンサルティング株式会社代表取締役の生稲崇氏です。同氏が主宰する「不動産マスターズアカデミー」は、不動産投資と性格別能力開発を掛け合わせた独自のオンライン塾。単なる投資ノウハウの提供にとどまらず、「大切な人との思い出を増やすための投資」という視点を打ち出しています。本記事では、その事業内容や理念、今後の展望について伺いました。

不動産投資×能力開発という独自モデル

――現在の事業内容について教えてください。

不動産ビジネスや不動産投資を始めたい方向けの塾「不動産マスターズアカデミー」を運営しています。不動産投資の塾は数多くありますが、新築マンション特化や中古アパート特化、民泊特化など、テーマが限定されているケースが多いのが現状です。私の講座では、不動産ビジネス全般をオールマイティに学べるようにしています。

さらに大きな特徴は、能力開発の要素を組み合わせていることです。私は「七つの習慣」や「エニアグラム」「ストレングス・ファインダー」など、世界的な能力開発メソッドのコーチも務めています。不動産投資という実践的なスキルと、自己啓発・自己投資を融合させた二本柱の講座が、当アカデミーの特徴です。

――どのような理念のもとで運営されていますか。

大きなテーマは「キャッシュフロー→ライフフロー」です。経済的な利益が人生の支出を上回る状態をつくることで、人生の自由が加速する。そのためにまず経済的自立を果たし、次に精神的自立へと進むことを目指しています。

手段としては、不動産投資や民泊・旅館投資などの宿泊経営、そして自己投資・能力開発。この三つを通じて、自分自身の可能性を広げていく設計です。

「持たざる者」からの再出発

――この事業を始められた背景を教えてください。

私はもともと「持たざる者」でした。多重債務やうつ病、休職や解雇の経験もあります。31歳の頃はまさに社会の底辺にいるような感覚でした。そこから一念発起し、不動産投資に舵を切りました。34歳で本格的にスタートし、3年でいわゆるFIREの状態を実現しました。

元手300万円からスタートし、約10年で総不動産投資規模は約13億円まで拡大しました。この経験があるからこそ、不動産投資の可能性を実感しています。

――投資の先にあるものは何でしょうか。

私が最終的に伝えたいのは「思い出投資」という考え方です。人生はすでにカウントダウンが始まっています。その時間制限の中で自己投資をし、次に資産投資をし、最終的に副収入が増え、個人として幸せを味わう余裕が生まれます。その先にあるのが、自分以外の大切な人を幸せにし、その人たちとの思い出を増やすことです。

思い出は「資産」であり、積み重ねるほど人生の「幸せ」という配当を受け取り続けられます。ただし、そこには期限があります。親や子どもと過ごせる時間は無限ではありません。だからこそ、早く経済的基盤を整え、思い出投資に時間とお金を使える状態をつくることが重要だと考えています。

反転学習と性格別個別指導で成果を出す

――講座の運営方法について教えてください。

従来のセミナー型やノウハウ提供型、コンサル型には限界を感じていました。そこで、完全オンラインで受講できる仕組みを構築し、「反転学習」のスタイルを採用しています。

学んだらすぐにアウトプットし、ワークシートに落とし込み、私が必ずレビューします。全18ステップを6カ月で進める設計ですが、修了後もコミュニティに参加し続けることが可能です。

また、エニアグラムの考え方を取り入れ、受講生を9タイプに分類。それぞれの特性に応じたフィードバックを行っています。タイプに合わせた指導により、再現性を高めています。

――実際の成果事例を教えてください。

7年前から学んでいる一番弟子は、累計投資額14億円に到達しました。私の投資規模を超えています。結婚式で乾杯の挨拶を任せていただくほど感謝してもらえたことは、非常に思い出深い出来事です。

また、法人経営者の方で、中古不動産のプロながら新築分野に挑戦したいと入塾された方もいます。新築マンションを手掛け、売却時に1億円以上の利益を見込める物件を複数生み出しました。

30代、40代で将来不安を抱える方や、外資系企業で雇用不安を感じている方が副収入を確立し、安定した収入基盤を築いているケースも多くあります。

一人社長モデルと今後の展望

――組織体制について教えてください。

基本は一人社長で、業務委託の受講生にサポートをお願いしています。不動産投資は、管理会社や外部パートナーを活用することで、一人でも大きな規模を運営できます。その仕組み化の方法も指導しています。

――今後の展望をお聞かせください。

まずは塾生を200〜300人規模に増やしたいと考えています。ただし私一人では限界がありますので、成果を出した塾生に認定講師として活躍してもらう体制を構想しています。

将来的には、子ども向けのお金や投資の教育にも取り組みたいと考えています。親子で楽しみながら学べる場をつくり、不動産という次世代に承継可能な資産の価値を伝えていきたい。事業は承継できなくても、不動産は相続できます。

世代を超えて引き継げる資産形成の考え方を広めていきたいと思っています。

早く行動し、幸せを前倒しで味わう

――最後に読者へメッセージをお願いします。

人生には限りがあります。「いつかやろう」と思っているうちに、5年、10年はあっという間に過ぎてしまいます。自分だけならまだしも大切な人のカウントダウンはもっと早いです。子供はすぐに大きくなって独自の人生を歩み始めるし、親は高齢になったら遠出したりも難しくなります。もちろん、自分自身も若さがあるうちしか楽しめない事も沢山あるでしょう。だからこそ、自己投資も不動産投資も、できるだけ早く始めてほしいと思います。

大切な人と幸せを味わう時間を、前倒しで手に入れてほしい。そのための選択肢として、不動産投資という道があることを知っていただけたらうれしいです。

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