デジタルマーケティングで埼玉の企業の成長を支える――株式会社BANLIが描く伴走型支援

株式会社BANLI 代表取締役 竹市広明氏

株式会社BANLIは、SNSやYouTubeを軸にデジタルマーケティングを総合的に支援する企業です。代表の竹市氏は、株式会社リクルートや株式会社テレビ朝日メディアプレックスで培った経験をもとに、40歳を機に起業しました。SNSでの話題化にとどまらず、事業成長につながるマーケティング全体の設計を重視し、地域企業に伴走する支援を展開しています。本記事では、創業の経緯や事業の特徴、組織づくりの考え方、そして今後の展望について伺いました。

デジタルマーケティングの経験を活かし起業へ

――御社を立ち上げた経緯について教えてください。

もともと20歳頃から起業したいという思いを持っていました。以前勤めていた株式会社リクルートに入社したのも、将来の起業に向けた勉強という意味合いがありました。

その後、株式会社テレビ朝日メディアプレックスに転職し、デジタルマーケティング事業に長く携わりました。そこでの経験を通じて、デジタルマーケティングは自分の得意分野であり、これまでの経験を活かせる領域だと確信しました。

30代後半頃には起業の意思はほぼ固まっており、40歳という節目のタイミングで実行に移すことを決断しました。テレビ朝日メディアプレックスを退職し、これまで培ってきた経験を活かして株式会社BANLIを立ち上げました。

――起業時に不安はありましたか。

長期にわたって気持ちの整理や身の周りの準備を進めてきたため、起業したからといって急に環境が変わったという感覚はあまりありませんでした。20年近く「いつか起業したい」と考え続けてきたことでもあり、比較的落ち着いた気持ちで踏み出すことができたと思います。

SNSだけでは終わらない「総合マーケティング支援」

――現在取り組まれている事業の特徴や強みを教えてください。

当社はデジタルマーケティングの中でも、SNSやYouTubeといった領域を得意としています。ただし、SNSがバズることと、企業の売上や事業成長が直結するとは限りません。実際にそうしたケースを数多く見てきた経験から、特定のチャネルだけが強くてもクライアントの事業に大きなインパクトを与えることは難しいと感じています。

そのため当社では、SNSやYouTubeの専門性を核にしながらも、デジタルマーケティング全体を総合的に支援する体制を取っています。単発の施策ではなく、マーケティング全体を設計し、事業成長につながる形で支援することを重視しています。

また、地元である埼玉に戻って起業したこともあり、大企業の大規模案件の一部を担うのではなく、地域企業と伴走しながら事業拡大を支援することを目指しています。クライアントの事業に当事者意識を持って関わり、上流の戦略段階からマーケティングを考える支援を行っている点も特徴です。

――業界の中での強みはどのような点にありますか。

デジタルマーケティングの業界は、個人のスキルや経験に大きく依存する傾向があります。極端に言えば、一人でも仕事が成立してしまう領域です。そのため同じ会社に依頼していても、担当者によって品質に差が出てしまうという課題が起こりやすいと感じています。

そこで当社では、少数精鋭の体制でプロフェッショナルな人材のみでチームを構成しています。高いパフォーマンスを発揮してきた人材や、フリーランスとして活躍している専門家と協業しながら、質の高い支援を提供しています。実力のあるメンバーだけで体制を作っていることが大きな強みです。

最先端を取り入れ、スピードで勝負する経営

――経営判断の軸となる価値観について教えてください。

一つは最先端のことを取り入れるということです。すでに多くの企業が行っていることは差別化が難しくなります。もちろん、早すぎる取り組みだと外れる可能性もありますが、当たったときには大きな差別化になります。そうした考え方を大切にしています。

もう一つは、なんでも早く実行することです。小規模な会社だからこそ、意思決定が早くできるという強みがあります。大企業では意思決定に時間がかかることも多いですが、当社ではすべて自分の判断で動かすことができます。そのため、とにかく早く、多くのことを実行するという姿勢を大切にしています。

個の実力を重視する組織づくり

――組織づくりやメンバーとの関わり方で大切にしていることを教えてください。

戦略立案や企画などクリエイティブな業務に集中してもらえるよう自由度の高い環境づくりを大切にしています。クリエイティブな仕事に対して細かく管理しすぎると発想の幅が狭まるため、自律的に動ける環境を意識しています。

採用においては、個人として成果を出してきた実績がある人を重視しています。この業界は属人性が高く、個人のスキルによって結果が大きく変わるためです。SNS支援をするなら、自分自身のSNSが伸びているかどうかも一つの指標になります。

私自身も個人でYouTube・Instagram・TikTokを運用し、各媒体で数万フォロワー規模のアカウントを作ってきました。YouTubeでは20万人以上の登録者を持つチャンネルを立ち上げ、運営してきました。自分自身で成果を出していることが、クライアントを支援するうえでの実力の裏付けになると考えています。だからこそ、個人として実績を持つ人と一緒に仕事をしたいと考えています。

AI活用で地域企業の成長を支援

――今後取り組んでいきたい挑戦について教えてください。

AI活用支援に力を入れていきたいと考えています。埼玉の事業者の中には、AIを実務レベルで継続的に活用しきれずに、非効率な作業を続けている会社も多く見受けられます。

そうした事業者がAIを活用して業務を効率化し、本来注力すべき領域にリソースを集中できるよう支援していきたいと考えています。その取り組みを通じて、埼玉の企業の成長に貢献できればと思っています。

――現在感じている課題についても教えてください。

創業1年目ということもあり、バックオフィスの仕組みはまだ十分に整っていません。ありがたいことに、これまでの実績を評価いただいた方々からのご紹介を中心にお仕事をいただいており、お預かりした仕事をしっかりやり遂げることに重きを置いています。守りの部分への着手は今後の課題として認識しています。

誰かの役に立つ仕事を続ける

――経営の中で譲れない価値観はありますか。

目の前の人の役に立つことです。その姿勢はこれからも大切にしていきたいと思っています。

――休日のリフレッシュ方法を教えてください。

浦和レッズの試合を観戦することです。埼玉スタジアムに足を運んで試合を見る時間が、良いリフレッシュになっています。将来的には、浦和レッズのスポンサーになることも一つの目標です。

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