エンターテイメントの力で「身近な平和」を広げる――ゆめラボESSが描く世界平和への道

ゆめラボESS 代表 吉富 美沙帆氏

エンターテイメントを通じて人の心を動かし、身近な人から世界を平和にしていく――そんな想いを軸に活動を続けているのが、ゆめラボESSです。キャラクター制作やアイドルプロデュース、ダンス・演劇指導など、多岐にわたる表現活動を展開しながら、「楽しさ」と「学び」を融合させた独自の価値を提供しています。本記事では、代表・吉富美沙帆氏に、事業の背景や理念、そしてこれからの展望について伺いました。

エンターテイメントで世界を平和にするという原点

――現在の事業内容と特徴について教えてください。

エンターテイメントで身近な人から世界を平和にしていくというコンセプトで活動しています。キャラクター制作や着ぐるみの展開、アイドルプロデュースなどを行ってきました。自らデザインしたキャラクターを通して、イベントや地域活動にも関わりながら、人と人とのつながりを生み出しています。

好きなことに夢中で取り組んでいた結果、人が集まり、仕事として形になっていった感覚があります。最初から収益を目的にしていたわけではなく、自分のやりたいことと周囲の方の想いが重なったことで、今の事業につながっています。

――強みとして打ち出せるポイントはどこにありますか。

自分自身の体験や感情をそのまま表現に落とし込み、それを事業として展開している点だと思います。キャラクターやアイドル、舞台など、すべてが一貫して「人を笑顔にする」という目的でつながっています。やりたいことを純粋に追求してきたからこそ、共感してくださる方が自然と集まってきたのだと感じています。

「世界平和」と「自立」を軸にした理念

――理念やビジョンに込めた想いを教えてください。

理念は「身近な人から世界を平和に」です。そしてビジョンは、最終的には世界平和の実現です。大きなテーマではありますが、特別な誰かだけが担うものではなく、一人ひとりが関わるべきものだと考えています。

家族が安心して過ごせること、当たり前の日常が守られていること、それ自体がすでに平和です。その平和があるからこそ、エンターテイメントや好きなことの追求ができる。だからこそ、その価値を子どもたちに伝えていくことが自分の使命だと感じています。

また、自立という考え方も大切にしています。ただし、自立とは完全に一人で生きることではなく、支え合いの中で成り立つものです。だからこそ、人に頼ることも含めて、自分の人生を主体的に選ぶ力を育てていきたいと考えています。

エンターテイメントに導かれた経営の道

――経営者になられたきっかけを教えてください。

もともと経営者を目指していたわけではなく、気づいたらこの立場にいたというのが正直なところです。学生時代にテーマパークで働いた経験が大きく、家族が笑顔で過ごす姿を見たときに、「この時間を作る仕事は素晴らしい」と強く感じました。

その体験が、エンターテイメントで人を幸せにしたいという想いの原点です。最初は「楽しいことをしたい」という気持ちからスタートしましたが、活動を続ける中で、人の心に与える影響や責任の重さにも気づくようになりました。

今振り返ると、歌やダンス、演劇といった自分のスキルを通じて、人の人生に関われること自体が大きな意味を持っていると感じています。

仲間の夢を優先する組織運営

――組織運営で大切にしていることは何でしょうか。

関わってくれる人たちが、自分のやりたいことを見つけて自立していくことを大切にしています。そのため、たとえ組織を離れる選択であっても、その人の夢がそこにあるなら応援するべきだと考えています。

もちろん、組織としては人が離れることは簡単なことではありません。しかし、無理に引き止めることは結果的に不幸を生む可能性があります。本人の幸せを優先することが、結果的に社会全体の幸せにつながると信じています。

一方で、応援することは孤独と隣り合わせでもあります。それでも、その選択を続けることが愛であり、自分の理念に沿った行動だと思っています。

世界平和と資本主義の狭間で

――今後の展望や課題について教えてください。

今取り組んでいるアイドルプロジェクトを、子どもたちがやりきれるところまで支えていきたいと考えています。それぞれの夢に寄り添いながら、必要な環境を整えていくことが目標です。

一方で、課題として感じているのは、世界平和という理想と資本主義の仕組みとのバランスです。経営的な視点だけで考えると合理的な選択があっても、それが必ずしも人の幸せにつながるとは限りません。

その中で大切にしているのは、「心の羅針盤」に従うことです。目先の利益ではなく、自分や周囲が本当に幸せになれる選択をする。それを積み重ねていくことが、自分にとっての経営のあり方だと思っています。

日常の中にあるリフレッシュと気づき

――リフレッシュ方法について教えてください。

意識して休みを取らないと、仕事と生活が一体化してしまうため、外に出て楽しむ時間を作るようにしています。イベントに足を運んだり、生徒たちの活動を見守りながら一緒に楽しんだりと、仕事と遊びが重なる形が多いです。

完全に切り離すというよりも、好きなことの延長線上でリフレッシュしている感覚です。その中で得られる気づきや感動が、次の活動にもつながっています。

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