“制限を外し、人生を動かす”──Unlimited doorが届ける、開運片付けという新しい価値

株式会社Unlimited door 代表取締役 上村 友紀 氏

物が増え、情報も溢れる現代では、「片付けたいのに片付けられない」と悩む人も少なくありません。そんな中、単なる整理収納ではなく、“空間・心理・行動”を整えることで人生の流れそのものを変えていく支援を行っているのが株式会社Unlimited doorです。整理による業務効率化を軸にしながら、「開運片付け」という独自の切り口で活動を広げる上村友紀氏に、事業への想いやこれまでの歩み、そして今後描いている未来について伺いました。

空間だけでなく、“人生の流れ”を整える──Unlimited doorの現在地

――現在の事業内容や特徴について教えてください。

当社では、整理による業務効率化を軸に事業を行っています。ただ単純に「片付ける」のではなく、空間の気の流れを整えることを大切にしています。 整理・片付けは、環境という私たちが生きていく上で土台の部分となりとても大事ですが、あくまでも手段。整理するだけではなく、環境や心理的な制限を整えることで、行動しやすい状態・仕組みづくりを行っています。九星気学も組み合わせながら、運気を整えるサポートもしています。

対象は個人のお客様だけではなく、法人のお客様から業務効率化や働きやすい環境づくりについてご相談をいただくこともあります。不動産会社様、士業事務所のほか、グランピング施設や飲食店、舞踊教室、お寺など、様々な業種の業務改善を行っています。 実際、コンサルティングに携わった不動産会社様では、4年間で売上を1,400%アップさせた実績もございます。こうした成果を通じ、ビジネスの現場においても環境を整えることの重要性を多くの方に実感していただいています。

私が強みとしているのは、過去4万人以上の接客と1,000回超のサポートを通して、「なぜ散らかってしまうのか」という根本原因を見つけることです。空間だけではなく、その方の考え方や心理的な要因、人それぞれのタイプまで含めて整理していきます。 また、一時的に綺麗にするのではなく、散らかりづらい状態を維持できる仕組みづくりも重視しています。柔軟な対応について評価いただくことも増えてきました。

――会社として大切にしている理念やビジョンについても教えてください。

当社では、「すべての人が、自分らしく輝ける場所を持つ世界をつくる。」という企業理念を掲げています。

会社名のUnlimited doorには、「人はどこからでも変われる」という想いを込めています。人は知らないうちに自分へ制限をかけてしまうことがあります。でも、環境や考え方が変わるだけで、行動できるようになることもあるんです。

片付けも同じで、空間が整うことで気持ちが軽くなったり、動きやすくなったりします。逆に、物が多すぎることで負担になってしまうこともあります。

だからこそ私は、片付けを単なる家事や作業ではなく、「人生を変えるきっかけ」として届けたいと思っています。空間、心、そして行動を整えるサポートを通じて、理念の通り、自分らしく前に進める方を増やしていきたいです。

“直接お客様と向き合いたい”──独立と法人化に込めた覚悟

――経営の道に進まれたきっかけを教えてください。

専業主婦として過ごしていた時期を経て、整理収納について本格的に学び始め、資格取得を機に独立の道を歩み出しました。企業に所属するという選択肢もありましたが、何よりも目の前のお客様一人ひとりと真摯に向き合い、直接サポートをお届けしたいという強い想いがありました。

また、法人化に踏み切ったのは、経営者の先輩方から「これからの未来を見据えるならば、法人として基盤を築くべきだ」と温かく背中を押していただいたことがきっかけです。周囲の多くの方々に支えていただいたからこそ、今の私があるのだと深く実感しています。

――経営者として大切にしている軸はありますか。

私が大切にしているのは、単に数字のみを追い求めないことです。もちろん、事業を継続する上で成果を出すことは不可欠ですが、それ以上に「目の前のお客様にどれだけ深く寄り添えているか」「心からお喜びいただける価値を届けられているか」という対話を大切にしています。

九星気学を手法として取り入れたのも、それが地に足のついた統計学であり、人生の変容を論理的かつ明確にお伝えできると考えたからです。単なる精神世界の話に留まるのではなく、お客様に確かな納得感を持っていただくことを、支援の根幹として意識しています。

人とのつながりを大切に──信頼で築く仕事のかたち

――組織運営や、お仕事で関わる方とのコミュニケーションで大切にしていることを教えてください。

現在は私一人で事業を行っていますが、現場によっては業務委託のスタッフさんに入っていただくことがあります。

その際は事前の情報共有を大切にしており、依頼背景や作業時の注意点などを丁寧に共有しています。片付けは単なる作業ではなく、お客様ごとに悩みや配慮すべき点が違うからです。

また、関係会社の方とも普段から密にコミュニケーションを取り、ご縁を繋ぐことも意識しています。たくさんの方に支えていただいているからこそ、少しずつ恩返しや恩送りをしていきたいです。

――今後、一緒に働く仲間を迎えるとしたら、どんな方と働きたいですか。

「自分が持っている資質やスキルを活かして、いかに目の前のお客様の役に立てるか」を自ら考え、行動できる方と一緒に歩んでいきたいですね。また、自分の価値観を押し付けるのではなく、お客様が大切にされている価値観を常に尊重し、寄り添いながらサポートにあたれることが重要だと考えています。

加えて、片付けの現場は決して楽な作業ばかりではなく、体力を要する場面も多々あります。だからこそ、自身のコンディションを整えながら、前向きかつタフに仕事と向き合ってくださる方だと心強いです。単なるスキルの有無だけでなく、一人の人間として誠実にお客様と向き合えるかを、何よりも大切にしたいと思っています。

“開運片付け”を文化にしたい──これから描く未来

――今後挑戦していきたいことや展望について教えてください。

私が取り組んでいる“開運片付け”という分野は、まだ広く知られていないと思っています。風水や掃除という切り口はありますが、私のやっている形とは少し違うんです。

だからこそ、この分野の専門家として認知を広げていきたいですね。今後はメディア出演や書籍出版にも挑戦したいと思っています。5年後くらいには、香港でも書籍が翻訳されるような存在になれたら嬉しいです。

また、「物を持つこと」ではなく、「使いこなすこと」に価値があるということも伝えていきたいんです。片付けは、人生を楽しむための土台にもなると思っています。

現在はブログやYouTubeなどの発信にも力を入れています。もっと多くの方に、片付けによって人生が軽くなる感覚を届けていきたいです。

誠実に、正直に──上村友紀氏が大切にしている生き方

――現在向き合っている課題についても教えてください。

“開運片付け”という言葉を使い始めたのは今年からですが、モノを通じて心や意識へアプローチすることで運気を拓いていく、というまだ認知されていない領域を開拓している感覚があります。

「単なる整理整頓」と思われがちですが、片付けはあくまで手段です。環境を整えることで思考や行動が変わり、人生そのものが動き出す──その入り口として片付けを捉えています。

従来の片付けとは根本的にアプローチが異なるため、伝え方についても模索している最中です。今後はメディア出演や講演、ウェビナーなど、直接想いを届けられる場を増やし、より多くの方にこの価値を知っていただきたいと考えています。

また、こうした活動を通じて、これまで支えてくださった方々への恩返しもしていきたい。自分が受け取ってきたものを次の方へと繋いでいく、そんな“恩送り”の気持ちで取り組んでいます。

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