Webマーケティングで成果を最大化――業界特化型支援で描く次の挑戦
株式会社HAKOBUNE 代表 春名 祐希氏
株式会社HAKOBUNEは、Web広告運用を軸に企業の集客や売上向上を支援するマーケティング会社です。デジタル広告の運用代行を中心に、幅広いWeb施策を通じてクライアントの課題解決に取り組んでいます。本記事では、代表の春名祐希氏に事業の特徴や経営観、今後の展望について伺いました。
目次
業界特化で成果を出すWebマーケティング支援
――現在の事業内容について教えてください。
Web広告を中心に、Webマーケティング全般の支援を行っています。具体的には、GoogleやYahoo、Metaといったデジタル広告の運用代行が主な業務です。また、MEO対策やLINE@の構築など、集客に関わる施策も幅広く支援しています。単に広告を配信するだけでなく、クライアントごとの課題に応じて最適な手法を組み合わせることを意識しています。
――御社の強みや特徴はどのような点にありますか。
業界を絞った特化型である点が最大の特徴です。特に金融と美容の分野に強みがあり、これまで継続的に支援してきました。前職時代から同領域の案件に携わってきた経験があり、約7年にわたって知見を積み上げています。そのため、成果改善の実績も多く、専門性の高い支援ができていると考えています。特定領域に集中することで、広告運用の精度や改善スピードにもつながっています。
起業志向から選んだWebマーケティングの道
――この業界に進まれたきっかけを教えてください。
大学3年生の頃から起業したいという思いがあり、仲間とビジネスに挑戦した経験があります。ただ、当時は事業として成立せず、一度企業に就職して力をつけようと考えました。その中で選んだのがWebマーケティングです。将来的に独立しやすいという点が大きな理由でした。実務を通して経験を積むことで、自身のスキルを高めてきました。
――経営において大切にしている考え方は何でしょうか。
「人生最後のわがままで、大きな挑戦を」というパーパスを掲げています。人生の中で、自分の意思だけで自由に選択できる時間は意外と限られています。ライフステージが進むにつれて、家族や周囲の状況によって制約も増えていきます。だからこそ、挑戦できるタイミングで本気の挑戦をしてほしい。その想いを共有できる人と一緒に歩んでいきたいと考えています。
柔軟な働き方と誠実さを重視する組織づくり
――組織運営で意識していることを教えてください。
現在は役員2名と業務委託メンバー約10名の体制です。働き方については個々の状況に合わせて柔軟に対応しています。フルリモートの方もいれば、定期的に対面でコミュニケーションを取る方もいます。それぞれが働きやすい環境を整えることを意識しています。また、メンバーごとの温度感に合わせた関わり方も重視しており、無理のない形で継続的に関係性を築いていくことを大切にしています。
――採用において重視しているポイントは何ですか。
最も重視しているのは誠実さです。嘘をつかない、時間を守るといった基本的な人間性を大切にしています。スキルや経験は後からでも身につけられますが、人としての姿勢は簡単には変わりません。その上で、課題発見力や課題解決力がある方と一緒に働きたいと考えています。これらは面接の段階でも見極めるようにしています。
地域創生へ――マーケティングの力で価値を届ける
――今後の展望について教えてください。
将来的には地域創生や地方創生の事業に取り組みたいと考えています。その一環として、出身地である滋賀県のクラブとのスポンサー契約を締結しました。地域との関わりを持つ第一歩です。
――具体的にはどのような取り組みを想定されていますか。
例えば、日本酒などの伝統産業では後継者不足が課題になっています。担い手がいないことや、事業としての収益性の問題などが背景にあります。そうした分野に対して、これまで培ってきたマーケティングの知見を活かし、リブランディングや販売促進を行うことで価値を届けていきたいと考えています。日本だけでなく、社会全体に発信できる形を目指しています。既存の魅力を引き出し、新たな形で届けることが重要だと捉えています。
――現在の課題について教えてください。
正社員の採用体制がまだ十分に整っていない点です。採用媒体への掲載や、YouTube出演、メディアへの露出などを通じて認知拡大に取り組んでいます。今後は体制整備を進めながら、より安定した組織づくりを目指していきます。
――経営において譲れない価値観は何でしょうか。
「綺麗事だけでは飯は食えない」という言葉を大切にしています。理想やビジョンを語ることも重要ですが、それ以上に現実的に会社を成り立たせ、社員の生活を守ることが経営者の責任だと考えています。泥臭くても結果を出す姿勢を大切にしています。
人と関わる時間がエネルギーになる
――リフレッシュ方法について教えてください。
休日は会社のメンバーや役員とフットサルを楽しむことがあります。また、人と会うことが好きなので、食事や飲みに行くことも多いです。誰かと過ごす時間がリフレッシュになっています。一方で、夜に1〜2時間ほど散歩をして一人で考える時間を持つこともあります。そうした時間が気持ちの切り替えにつながっています。仕事とプライベートのバランスを取りながら、自分なりのリズムを大切にしています。