夢を応援する環境づくり――軽貨物配送事業で働きやすさを追求する挑戦

CARRY STYLE合同会社 代表 野澤 詳治氏

軽貨物配送事業を手がける野澤 詳治氏は、「働く人が夢に近づける環境づくり」を大切にしながら会社経営を行っています。もともとは別業界で働いていたものの、配送業界に魅力を感じて飛び込み、個人事業主として経験を積んだ後に独立。現在では多くの業務委託ドライバーとともに事業を展開しています。本記事では、事業への思いや経営理念、今後の展望について伺いました。

働きやすい環境づくりを重視した軽貨物配送事業

 ――現在の事業内容について教えてください。

軽貨物配送の仕事を行っています。現在は業務委託のドライバーが全体の9割ほどを占めています。

――他社にはない強みや特徴はどのような点でしょうか。

一番大切にしているのは、働く人たちが仕事をしやすい環境を作ることです。配送業界では、ドライバーが働きやすい環境づくりが十分にできていないケースも少なくありません。そのため、当社ではドライバー一人ひとりに寄り添い、できる限り働きやすい体制を整えることを重視しています。

――理念やビジョンにはどのような思いが込められていますか。

働いている方々はそれぞれ夢や目標を持っているため、夢に近づける環境を作りたいと考えています。

人によって理想の働き方は違いますので、仕事を提供するだけではなく、できる限り一人ひとりに寄り添った形でサポートしたいと考えています。

配送先のお客様に喜んでいただくことはもちろんですが、共に働くスタッフにもやりがいを感じてもらえる会社でありたいと思っています。

配送業界との出会いから独立へ

 ――経営の道に進まれたきっかけを教えてください。

もともとはデザイナーの仕事をしていましたが、ラーメンが好きだったこともあり、ラーメンの道に進もうと思っていました。

ですが、ある時配送の仕事に興味を持ち、一度飛び込んでみようと思ったんです。最初は短期間だけ経験して、またラーメンの道に戻ろうと考えていたのですが、実際にやってみると非常に面白く、気づけばこの仕事に夢中になっていました。

その後、個人事業主として働く中で、周囲から「働き方に不満を感じている」という声を耳にするようになりました。それなら自分で会社を立ち上げて、もっと働きやすい環境を作れるのではないかと思ったのが独立のきっかけです。

会社を立ち上げたのは約5年前で、当初は3人ほどからのスタートでした。現在では、その頃と比べて約10倍ほどの規模になっています。

――経営判断の軸になっている考え方を教えてください。

大切にしているのは「三方良し」の考え方です。クライアント、会社、そして働くドライバー、そのどこか一方に力が偏ってしまうと、最終的にはバランスが崩れてしまいます。

そのバランスを保ちながら事業を続けていくことが、会社として非常に重要だと考えています。

情報共有と責任感を重視した組織づくり

 ――社内コミュニケーションで大切にしていることは何でしょうか。

配送業務では顧客情報を扱う場面も多いため、情報共有や管理は非常に重要です。一人の問題では済まなくなることもあるため、そこは特に意識しています。

月に1回ほどミーティングを行い、現場の情報共有や改善点の話し合いをしています。現場からの声を吸い上げ、「こうした方がいい」という意見を取り入れながら、より良い環境づくりにつなげています。

――どのような人と一緒に働きたいと考えていますか。

責任感を持って働ける方と一緒に仕事がしたいですね。当社としても、働く人の夢を全力で応援したいと思っていますが、それだけでは成り立たないからです。

人材不足の課題解決へ、新たな挑戦

 ――今後取り組んでいきたい挑戦について教えてください。

現在、配送業界全体で人材不足が大きな課題になっています。その改善につながる取り組みを進めていきたいと考えています。

また、ドライバーとして働きたくても、仕事で使用する車両を用意できない方も少なくありません。近年は物価上昇の影響で車両価格も高くなっており、始めたくてもスタートできないケースがあります。

そこで現在は、軽バンリースをサブスクの形で行っており、ドライバーの方が少しでも働きやすくなるよう、車両面からも支援できる体制づくりを進めています。

業界全体が抱える課題だからこそ、まずは自分たちでできることから取り組んでいきたいと考えています。

夢を応援できる会社でありたい

 ――経営の中で譲れない思いはありますか。

やはり信頼関係は大切にしています。これまでの経験の中で、裏切られたと感じることもありました。ただ、自分自身は常に全力で向き合いたいと思っています。

例えば、自分が10の力で向き合ったなら、相手からも10の力で返ってくる。せめて5の力でも返ってきたら嬉しいと思っています。そういう関係性を大事にしたいですね。

――休日のリフレッシュ方法を教えてください。

ラーメンの食べ歩きと家族と過ごすことです。

自分でもラーメンを作るのですが、本格的に作り始めると家庭料理では収まらないくらいこだわっており、最近ではジェネリック系ラーメン作りを楽しんでいます。

――最後にメッセージをお願いします。

配送の仕事に興味がある方、特に軽貨物配送に挑戦してみたい方がいれば、ぜひ一緒に働きたいです。

これからも、一緒に働く方の夢に寄り添いながら、お互いに良い関係を築き夢を追いかけるサポートができたらと思っております。

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