未来を前倒しする教育を──スタディハウスが育てる“可能性を信じる力”

株式会社スタディハウス 代表取締役 杉澤 雄樹 氏

「勉強を教える」だけでなく、子どもたちの可能性を引き出し、その先の人生まで支えていく──そんな想いで地域に根差した教育を続けている株式会社スタディハウス。本記事では、小学生からの本格英語指導やICTを活用した学習支援など、独自の取り組みについて、杉澤雄樹氏に伺いました。 

子どもたちの可能性を引き出す──スタディハウスの教育理念

――現在の事業内容について教えてください。

スタディハウスは、高校入試専門の進学指導塾(小中一貫)です。
5教科指導に加え、英検・漢検対策、面接指導まで含めた総合的な受験サポートを行っており、県内トップ校をはじめ、偏差値70以上の難関校へ多数の合格者を輩出するハイレベル指導を行っています。

授業では次世代型プロジェクターを活用し、黒板へ教材を投影することで、従来よりも格段に分かりやすい授業を実現しています。さらに、公式LINEによる個別質問対応も行っています。こうした最新技術を積極的に教育へ取り入れながら、「とことん学べる環境づくり」を大切にしています。 

浦和高校・大宮高校といった県内トップ校へ進学する生徒のほとんどが、小学生時代からスタディハウスで継続して学んできた生徒たちです。

大きな特徴の一つが、小学3年生から実施している本格的な英語教育です。
英語発音指導士®が在籍し、口の開け方や舌の位置に至るまで細やかに指導を行っています。小学生のうちから英文法も体系的に学び、「聞く・話す・読む・書く」の4技能を総合的に育成しています。

その成果として、 中学2年生で2級・準2級プラスを取得する生徒も多数おり、高い英語力へと着実につながっています。

私はこれまで、1000人以上の高校入試指導に携わってきました。
その経験をもとに、変化し続ける入試制度や教育環境に対応しながら、小中学生と保護者の皆様を総合的にサポートしています。

――教育において、大切にされている考え方を教えてください。

最も大切にしているのは、「子どもたちの可能性を信じること」です。

子どもたちは、勉強のみならずスポーツ・芸術・対人関係などあらゆる分野において成長の途中にあります。
現時点でできないことがあるのは当然で、学びや経験を通じて、これから習得していく段階です。

しかし、その過程で壁にぶつかった時、「自分には才能がない」「自分には向いていない」と思い込み、自ら可能性を閉ざしてしまう子どもも少なくありません。

私は、その状態を何より防ぎたいと考えています。

「今はまだできない」だけであって、本来、子どもたちは誰もが成長する力を持っています。だからこそ、スタディハウスでは一貫して、

「まだできなくても大丈夫。できるようになるから大丈夫。」

というメッセージを伝え続けています。

実際に、生徒たちは努力を積み重ね、成果を出すことで、大きく変化していきます。

「定期テストで90点を超えた」
「内申点がオール5になった」
「英語スピーチ大会で優勝した」

そうした成功体験の積み重ねが、自信につながり、さらに高い目標へ挑戦する原動力になります。

小学生の頃からスタディハウスで学んだ生徒たちは、中学校進学後も大きく成長していきます。生徒会長や部長、委員長など、リーダーとして活躍する生徒も数多くいます。
また、市内英語弁論大会で優勝し県大会へ進出する生徒や、中学2年生でジュニア数学オリンピック出場、中学3年生で数検2級(高校2年生修了) に合格する生徒もいます。

浦和高校・大宮高校といった県内トップ校へ進学する生徒のほとんどが、小学生時代からスタディハウスで継続して学んできた生徒たちです。

スタディハウスを卒業した後の進路として、東京大学・京都大学・早稲田大学・慶應大学などへ進学した卒業生も多いです。その後は医師、テレビ局のプロデューサー、客室乗務員、服飾デザイナー、教員など、中学生時代に描いていた夢を実現しています。英語を活かして海外で活躍している卒業生もいます。

勉強を通して得た成功体験を土台に、子どもたちが自ら夢へ挑戦し、それを実現していく──。
教育者として、これほど嬉しいことはありません。

“人類を前に進めたい”──杉澤氏が教育の道を選んだ理由

――経営の道へ進まれたきっかけを教えてください。

私の根底にあるテーマは、「人類の文明を前進させること」です。

中学生の頃、二足歩行ロボットが注目を集めており、「自分もロボット開発に携わりたい」と考えていました。
一方で、高校時代には古文に強く魅了され、枕草子などを読み解くことに夢中になりました。選択授業をすべて古文にしたほどです。

そうした経験を通じて、「知識や経験を若い世代へ受け継ぐことで、人類全体がさらに前へ進めるのではないか」と考えるようになりました。

たとえば自分が40歳までに得た知識や思考を15歳の子どもたちへ渡すことができれば、その子たちは私より25年早く知識を得ることになります。そして、その知識を基盤として、新たな技術や未来を生み出していくかもしれません。

エジソンやライト兄弟も、先人たちの知恵を学び、それを土台に新たな発明を生み出しています。

一見、壮大な話に聞こえるかもしれません。
しかし、私は本気で実現できると考えています。

以前、ある卒業生が「先生の理科の授業で理科が好きになった」と話してくれました。
その生徒は大学院へ進学し、現在は換気扇やドローンに使われるファンの騒音低減に関する研究を行っています。

将来的にドローン物流が普及すれば、騒音問題は必ず社会課題になる。だからこそ、その問題を先回りして解決したいというのです。

私が彼と同じ年齢だった頃、ドローンという存在自体がまだ一般的ではありませんでした。
つまり、彼らが生きる時代は、すでに私たちより“未来”なのです。

若い世代へ知識や価値観を受け継ぐことで、新たな未来が創造されていく。
その可能性に、私は大きな希望を感じています。

だからこそ、教育という仕事を通して、子どもたちへ伝え続けていきたいと思っています。

新しい体験が次の発想につながる──杉澤代表の価値観

――経営の中で、これだけは譲れないという考えはありますか。

「誠実であること」と「本気で向き合うこと」です。

スタディハウスでは、保護者の皆様から大切なお子様をお預かりしています。
それは同時に、お子様の将来を託していただいていることでもあると考えています。

だからこそ、指導法・教材・学習環境に至るまで、「本当に良い」と確信できるものだけを採用しています。

授業で使用するプリントの多くは、スタディハウスで独自に制作したオリジナル教材です。
また、全教室へのプロジェクター導入や、公式LINEによる質問対応なども、「生徒の学習効率を最大化できる」と判断したからこそ導入しました。

さらに、自習室としてパーテーション付き個別ブースを設置し、ウォーターサーバーも完備しています。
生徒たちが安心して集中できる環境づくりにも力を注いでいます。

こうした学習環境へのこだわりは、スタディハウスとして大切にしていることで、決して妥協したくないですね。 

――リフレッシュ方法について教えてください。

リフレッシュしたい時は、「やったことがないこと」に挑戦するようにしています。

最近では、酸素ルームを体験しました。疲労回復に効果があると聞いたんです。
宇宙船のような一畳ほどの個室に入り、機械が動き始めると気圧が上がって、耳がキーンとしてしまって(笑)。耳抜きがなかなか上手くできませんでした。

新しいことに挑戦するとワクワクしますし、自分自身への刺激にもなります。

子どもたちに「挑戦することの大切さ」を伝える立場だからこそ、自分自身もこれから学び続け、挑戦し続けたいと思っています。

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