自分の人生をデザインできる人を増やす――Shift MIRAIが届けるコーチング
Shift MIRAI株式会社 代表取締役 茅野 美保子氏
Shift MIRAI株式会社は、自分の人生をデザインし輝かせる人を増やすことを目指してコーチング講座やオンラインサロンなどのコミュニティを展開する企業です。2025年12月の設立以来、一人ひとりが本当にやりたいことを見つけ、自分らしく人生を歩むための支援を続けています。本記事では、代表の茅野美保子氏に、現在の取り組みや経営の考え方、今後の展望などについて詳しく伺いました。
自分の人生を自分でデザインする力を届ける
――現在取り組まれている事業の特徴を教えてください。
現在は、コーチング講座やオンラインサロンといったコミュニティを展開しています。
一般的なコーチングは世の中に多くありますが、寄り添いやコンサルティングのように問題解決をしてしまう形も多いと感じています。
一方で、私たちが大切にしているのは、本当に人生でやりたいことを本人が見出し、自分の人生を自分でハンドルしていける力を身につけることです。コーチングの元祖として知られているルー・タイス氏の考え方をもとに、物理学や仏教、心理学、人間の認知科学・脳科学など、科学的な根拠も踏まえた包括的アプローチで、受講者自身が人生を動かし望む状態へ到達できるコーチングを提供しています。
――理念やビジョンには、どのような想いが込められていますか。
当社は、「自分の人生を主体的にデザインし輝かせる人を増やす」ことを理念に掲げています。単なる問題解決ではなく、一人ひとりが自分自身の価値観や本当に実現したいことに向き合い、自ら選択しながら生きていける状態を目指しています。
現代は、社会や組織のなかで求められる役割を優先するあまり、自分自身の意思や理想を後回しにしている方も少なくありません。その結果、本当にやりたいことが分からないまま働き続けているケースも多いと感じています。
だからこそ当社では、コーチングやコミュニティ運営を通じて、自分自身の可能性や価値観に向き合う機会を提供しています。自分が人生を心から楽しみ、そのことが周りをも幸せにする――そのことに気づける人を、1人でも多く増やしたいと思っています。
“自分らしく生きる”ことを広めるために
――会社を立ち上げた経緯を教えてください。
もともと私は、「こう生きるべき」「こう働くべき」といった固定された価値観に縛られるのではなく、一人ひとりが本当にやりたいことを見つけ、自分らしい人生を選択できる人を増やしたいという想いを強く持っていました。
その想いからオンラインサロンやコミュニティの運営を始め、活動を続けるなかで講座を受けたいという方が少しずつ増えていきました。そしてより質の高い形で価値提供を行うためには、継続的に支援できる体制が必要だと考え、会社設立を決意しました。
――自ら経営するスタイルを選ばれたのはなぜですか。
自分の考えを広めたいと思ったときに、どこかの傘下で発信するよりも、自分自身が主体となって届けるほうが想いをそのままの形で伝えられると考えたためです。すでにオンラインサロンやコミュニティを運営していたこともあり、それらの活動も含めて、より多くの方に届けていきたいという想いがありました。
会社という形にすることで信頼のある形で発信力や影響力を高め、自分が目指す価値観をより広く社会に届けていきたいと考えています。
経営者自身が人生を楽しむ
――経営判断の軸になっている価値観を教えてください。
大切にしているのは、「自分自身が心から納得感を持って取り組めているか」という点です。会社経営も、私自身が自分の人生を主体的にデザインできている状態であることを重視しています。
もちろん、お客様に価値を提供できることは大前提です。ただ、自分自身が情熱を持てない事業や、適性を感じられない取り組みでは、継続的に高いパフォーマンスを発揮することは難しいでしょう。経営者自身がエネルギー高く取り組めていることが、結果としてサービスの質や顧客満足にもつながると考えています。
そのため、自分が本当に価値を感じられることに挑戦し続ける姿勢を大切にしています。また、その在り方を通じて、これから起業を目指す方や、自分らしい働き方を模索している方にとって、一つの選択肢や可能性を示せればと思っています。
――影響を受けた人物や出来事はありますか。
心理学や物理学といった分野に深く傾倒してきており、ニコラ・テスラ氏や苫米地英人氏の考え方には、大きく影響を受けています。また、アドラーやエリクソンなど、さまざまな心理学者の考えにも触れてきました。
私自身も、もともとは会社員として20年近く働いていた時代があり、「せねばならない」という機能的な部分で働いていたこともあります。そうしたなかで学びを深めるうちに、「自分の人生を自己実現していくことこそが、生きる目的そのものなのではないか」と考えるようになりました。
コミュニティを広げ、人生を輝かせる仲間を増やす
――今後取り組んでいきたい挑戦を教えてください。
今は比較的小さな規模で、オンラインサロンや講演、講義のような形で活動していますが、今後はより多くの興味を持ってくださる方に知っていただきたいと思っています。そして、自分の人生を輝かせたいという仲間を増やしていきたいです。
実は、旅館業のような取り組みも進めておりますが、それも仲間が増えたときに、みんなで合宿などができる場所として用意しようとしているものです。事業を広げるというよりも、同じ想いを持つ仲間を増やし、その方々の人生が輝いていくことが、今後注力していきたいところです。
――どういった人と一緒に働きたいと考えていますか。
まず重視しているのは、自立して思考できる方であることです。単に指示を実行するのではなく、依頼の背景や目的を理解したうえで、「よりよい方法はないか」と自分なりに考え、提案できる方と一緒に仕事をしたいと考えています。
組織においては、それぞれが主体性を持って意見を出し合うことで、新たな価値や可能性が生まれると思っています。そのため、受け身ではなく、自ら考えて行動できる姿勢を大切にしています。
また、自分自身の強みや弱みを受け入れられている方にも魅力を感じます。人にはそれぞれ得意・不得意がありますが、互いの特性を理解し補完し合うことで、個人だけでなく組織全体の力も高まっていくと考えています。そうした考え方に共感し、互いを尊重しながら成長していける方と関わっていきたいです。
――今後の課題については、どのように考えていますか。
現在は比較的小規模な体制のため、自分の考えや方針を直接伝えることで、コミュニティ全体に共有できています。しかし、今後さらに組織やコミュニティを拡大していくなかでは、属人的な運営だけではなく、再現性のある組織づくりが必要になると考えています。
特に重要だと感じているのは、コミュニティの理念や価値観を、規模が大きくなっても一貫して浸透させていくことです。単に人数を増やすのではなく、考え方や方向性を共有できる組織であることを重視しています。
そのため今後は、組織設計、コミュニティ文化の形成などにも取り組んでいきたいと考えています。継続的に学びながら、理念と事業成長の両立ができる体制を構築していきたいです。