常識を越える共創で、お寺の未来をひらく――fuji&moreが描くWebコンサルとイベントの可能性

合同会社fuji&more 代表社員 岩藤 義明氏

合同会社fuji&moreは、Webコンサルティングを軸に、企業の売上促進や集客、採用支援に取り組む企業です。制作だけにとどまらず、経営課題に向き合いながら、オンラインとオフラインを組み合わせた新しい事業展開にも挑戦しています。本記事では、代表の岩藤義明氏に、現在の事業内容や今後の展望、経営に込める想いなどについて詳しく伺いました。

Web制作から、経営課題を解決するコンサルティングへ

――現在の事業内容について教えてください。

これまでは、Webコンサルティングを基盤に、企業の売上向上や事業成長につながる支援を行ってきました。しかし今後は、単なるWeb支援ではなく「売上促進コンサルティング」としてより成果に直結するサービスとして打ち出していきたいと考えています。

――他社にはない強みはどのような部分でしょうか。

各領域に専門性を持つパートナー企業と連携し、課題に応じて最適なチームを組成できる点です。Web広告に強いマーケターをはじめ、各分野の専門家と協業することで、クライアントごとに最適化した施策を提案しています。

私自身もエンジニア出身で、データ分析やWeb制作の知見を持っていますが、すべてを自社だけで完結させるのではなく、必要に応じて外部の専門性を取り入れる体制を重視しています。その結果、集客、広告運用、コンテンツ制作、採用支援など、多角的な視点から提案できることが当社の特徴です。

また、単発の制作支援ではなく事業課題に対して継続的に伴走できる点も強みで、クライアントの状況やフェーズに合わせて施策を柔軟に組み立てながら成果につながる支援を行っています。

AI時代に求められる、“人ならでは”の価値

――経営の道に進まれた背景を教えてください。

2025年1月にもともとは個人事業主として独立し、Web制作を中心に事業を展開していました。1年間個人で活動したのち法人化し、現在は制作業務に加えてより経営課題に踏み込んだコンサルティング領域へと事業の軸を広げています。

背景にあるのは、AI技術の急速な進化です。Web制作やシステム開発の領域では、自動化が今後さらに加速していくと思いますが、そうした環境変化のなかで、単なる制作業務だけではなく、企業が抱える課題を整理し、事業成長につながる戦略や施策を提案できる存在であることが重要になると感じています。

そのため現在は、制作会社という立ち位置から一歩踏み込み、売上向上や集客、採用といった経営課題に対して、より上流から支援できる体制づくりを進めています。

――今後、会社としてどのような方向へ進めていきたいですか。

現在、個人事業としての制作案件は安定しているため、そこを守りの部分としながら、法人では攻めの姿勢で事業に取り組んでいます。最終的には制作部分も法人に統合し、コンサルティングを軸に一本化していきたいです。

自動化できることはAIに任せ、人にしかできない企画や発想、関係構築の部分に力を注ぐことで、単なるWeb制作会社ではなく、企業の課題に深く入り込み、事業そのものを前に進める存在になりたいと考えています。

家族経営とパートナー連携で広げる事業の可能性

――現在の組織体制について教えてください。

現在は、妻と2名で会社を運営しながら、案件ごとに外部のパートナーと連携しながら事業を進めています。自社で多くの人員を抱えるというより、それぞれ得意分野を持つ方と協業しながら、お客様の課題に合わせてチームを組むスタイルです。

また、妻は以前メルカリ認定講師として活動しており、イベント企画にも関わってきました。今後取り組んでいくイベント事業でも、その経験や発想力を活かしていきたいと考えています。

――イベント事業についても詳しくお聞かせください。

今後は「イベントからコンサルへ」という流れをつくっていきたいと考えているんです。イベントを通じて地域の方や企業が集まり、そこから課題が見えてくる――その課題に対して、Webやマーケティングの知見を活かして支援していくイメージです。

オンラインとオフラインを融合させることで、単なる集客施策ではなく、企業や地域の課題解決につながる場をつくれるのではないかと考えています。

お寺をDXする――社会課題に向き合う新たな挑戦

――今後の展望について教えてください。

今後、特に力を入れていきたいのはお寺をテーマにした事業です。お寺は檀家や門徒の減少など、さまざまな課題を抱えています。そこで、お寺を舞台にイベントを行い、地域の方々が集まるきっかけをつくりたいと考えています。

たとえば終活を明るく考えるイベントや、棺桶に入る体験、生前遺影の撮影など、これまであまり触れにくかったテーマにも取り組んでいきたいです。暗いものとして捉えられがちな死や終活を、少し違う角度から考えられる場にできればと思っています。

――お寺のイベントは、どのように事業につなげていくのでしょうか。

お寺を単なるイベント会場として活用するのではなく、お寺が抱える課題の解決につなげていきたいと考えています。たとえば、情報発信や集客に課題を抱えるお寺に対して、Webやマーケティングの知見を活かしながら発信支援を行い、継続的に人が集まる仕組みづくりを支援していきます。

また、イベントを通じて地域の方々とお寺との接点を増やし、お寺に新たな人の流れを生み出すことも重要だと考えています。その結果として、お寺の認知向上やコミュニティ形成につながればと思っています。

いわば、「お寺DX」のような取り組みです。今後は、お寺の魅力や取り組みを発信するメディアサイトやポータルサイトの展開も視野に入れており、将来的にはお寺に関する企画や情報発信、コミュニティ形成まで一貫して支援できる存在を目指していきたいです。

――現在向き合っている課題は何ですか。

実績づくりの部分です。すでに関係構築が進んでいるお寺があり、最初の事例になるかと思います。また、ビジネスピッチコンテストの予選に進むことも決まりました。そこで事業計画を発表し、協力者や資金面での支援につなげたいと考えています。

――最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

恐れずに、業界の常識やタブーを破って新しいことに挑戦してほしいです。既存の枠組みにとらわれているだけでは、新しいイノベーションは生まれにくいと思っています。

当社は、「共創」を大切にしています。自分たちだけでは足りないものを、他の人や企業の力を借りながら補い、アイデアを広げていく。起業にはリスクもありますが、自分の強みを残しながら一歩踏み出すことで、見える景色は変わります。

今後も、目の前のことに全力で取り組みながら、新しい可能性に挑戦していきたいです。

Contact usお問い合わせ

    お問い合わせ内容
    氏名
    会社名

    ※会社・組織に属さない方は「個人」とお書きくだい

    役職

    ※会社・組織に属さない方は「一般」をお選びください

    メールアドレス
    電話番号
    どこでお知りになりましたか?
    お問い合わせ内容

    プライバシーポリシーに同意して内容を送信してください。