挑戦を止めない、それが僕の「音楽」と「経営」のスタイル。等身大で挑むクリエイティブの未来
DJHAKK 代表 水田幸佑氏
「音楽で夢を追いかける人を、本気でサポートしたい」――そう熱く語るのは、DJHAKKの代表を務める水田幸佑氏。アーティストとしてのピュアな感性を大切にしながらも、現代の音楽シーンで勝ち残るための「売れ方・見せ方」を徹底的にトータルプロデュースする異色の経営者です。これまでのキャリア、AIやSNSを駆使した最新の事業展開から、新卒社員を迎える組織まで、バイタリティ溢れる水田氏の等身大の挑戦に迫りました。
目次
プロデューサー陣の強みと、バズを創り出すSNS戦略
――現在の事業内容や特徴や強みについて教えてください。
基本的には「音楽制作」をメインとして、作曲・選曲・レコーディング・マスタリングから、Apple MusicやSpotifyなどへの音楽配信までをトータルで手がけています。さらに、ジャケット制作やミュージックビデオの撮影、そして楽曲を世に広めるためのSNSマーケティングのミーティングまで、アーティスト活動に必要なすべてのプロセスをワンストップで提供できる環境を整えています。
私たちの最大の強みは、強力な制作陣の存在です。ゴールドディスクを獲得したトッププロデューサーなど実績のあるクリエイターが在籍しており、地方テレビ局のドラマエンディングタイアップなどを目指せる芸能活動の環境があります。
そしてもう一つの強みが、楽曲を作って終わりにするのではなく、僕自身が培ってきたノウハウを活かした「SNSコンサルティング・運用」を組み合わせている点です。今の時代、ただ良い曲を作るだけでは届きません。SNSをしっかりと伸ばし、楽曲がちゃんとバズるような体制を構築してから世に送り出す。バズった後にどう動くべきかまでカバーしている体制は、大きな強みだと自負しています。
才能を埋もれさせないために。本気の想いに寄り添うビジョン
――理念やビジョンにはどのような思いが込められているのでしょうか。
僕自身、20年ほど前、ロンドンの大学に留学していたのですが、現地の音楽スタジオに入り浸りすぎて学校を中退してしまうほど、ずっと音楽にどっぷり浸かって生きてきました。
アーティスト特有の綺麗な心のまま、ただ音楽を作っているだけでは届かない部分があります。だからこそ、売れるための道筋を一緒に考えるマネージャーのような存在が必要なんです。僕たちの理念は、アーティストの大切な気持ちや、地元発の楽しいノリ、友達同士の空気感をそのまま守りながら、メディアの表舞台へと引っ張り上げていくこと。今はAIも進化していますが、アーティストの「表現したい」という生身の気持ちは絶対になくなりませんし、そこを一番大切にしたいですね。行動力とやる気、本気でやる気持ちがあれば絶対に伸びる。その道筋を全力で応援し、夢を持ってもらえる会社でありたいです。
物流会社の長男から経営の道へ、行き当たりばったりが生んだ自信
――経営の道に進まれたきっかけや、これまでの変遷をお聞かせください。
実は、僕の家族は年商5億円ほどの物流会社を経営していて、僕はその長男なんです。ですが、自分自身がずっとやってきた大好きな音楽の道で、自分の力で挑戦したい、他の柱を自分で創り出したいと考えたのが、自分で起業したきっかけです。
とはいえ、起業してからは本当に毎日が行き当たりばったりで、常にチャレンジの連続でした。最初はDJとイベントをマッチングするアプリを開発して200人ほど登録者が集まったのですが、それでも次から次へと新しいプロジェクトを立ち上げては、失敗して終わらせるというスクラップ&ビルドを繰り返してきました。
そうやって「ダメだったら次!」と必死にトライを繰り返してきたからこそ、今ホームページで紹介している音楽プロダクションという、心から自信を持てる主軸の事業を形にすることができました。今はしっかりと自分たちの力で事業計画を立てて伸ばしていけるフェーズに入っています。
ーー日々の判断の軸となっている価値観や、行動指針を教えてください。
とにかく「できるだけ楽しいことをする、新しいことにチャレンジする」という一点に尽きます。同じことの繰り返しになってしまうルーティンワークが、僕自身の性格的にどうしても無理なんですよね。最近は、面談をして契約をいただいて、良いものを提供する、という一連の流れが仕組み化されてルーティン業務になってきていたので、正直に言うと少し退屈さを感じ始めていました。だからこそ、常に新しい仕掛けを考えて、ストップしないようにチャレンジし続けるようにしています。
事業をやっていると、2日に1回は重大な間違いに気づくような感覚で、次から次へと優先順位の高い課題が降ってきます。「チャレンジって本当に大変だな」としみじみ思いますが、必死にこなしているうちに、気がつくと過去にしんどかった業務が当たり前にできるようになっている。大変なことを大変だと思わず、成長のための「挑戦」だと捉えて乗り越えるようにしています。
組織の未来と、求める「圧倒的な向上心」
――現在の組織体制と、今後の採用についてはいかがでしょうか。
現在は基本的に僕1人で動いていて、たまにアルバイトの方に手伝ってもらう形をとっています。ただ、音楽や芸能という業界自体にとても魅力があるからだと思うのですが、ありがたいことに採用に関しては全く困っていません。実は、来年の4月から新卒のメンバーが2人、正社員として入社することが決まっています。
彼らには、僕が今やっている仕事をそのまま興味を持って引き継いでもらいたいと考えています。今後求める人材のペルソナとしては、とにかく「向上心があって、どんどん上に登っていきたい」というマインドを持った人。ゆくゆくは役員としてお金の管理や組織の運営までを任せたいですし、「この人は自分ですぐに起業できるな」と思えるくらい自立した、新しい挑戦へのハードルが低い人と一緒に働きたいですね。
AIの活用、そして日本の音楽を海外へ
――今後はどのようなことに挑戦していきたいですか。
今後は音楽事業のノウハウを活かし、SNS運用・コンサルティングやAI事業にも力を入れていきます。AIには慎重な考えもありますが、最先端技術を積極的に取り入れ、新たな価値を生み出したいと考えています。
また、アーティストが継続的に収益を得られる仕組みづくりにも挑戦したいです。音楽スキルを教えるスクールなどを通じて、才能ある人たちを支援していきたいと思っています。
将来的には、日本の音楽やDJカルチャーを海外へ広げ、新たな市場を創出することが目標です。挑戦を続けることで、音楽の未来を切り拓いていきたいと考えています。
海外へ広げるための時間
――仕事以外でのリフレッシュ方法を教えてください。
今までずっと遊んでいたので今は仕事が楽しいです。たまにリフレッシュするとしたら運動が好きなので筋トレしてます。また、海外旅行など元々好きなのでもう少し落ち着いたら日本の音楽を海外へ届けるという夢のためにも海外旅行も考えています。