“モダン”な技術でブランド価値を最大化する――amurantが提唱する『問いを立てる』一気通貫のブランディング

株式会社amurant 代表取締役 飯塚 翔氏

株式会社amurantは、ブランディングの企画からUI/UXデザイン、WebサービスやWebアプリの実装までを一気通貫で手がける制作会社です。単なるデザイン制作にとどまらず、体験として記憶に残るブランディングを重視し、技術と表現を密接に結びつけたものづくりを行っています。本記事では、代表の飯塚翔氏に、事業の特徴や経営に至るまでの道のり、これからの展望などについて伺いました。

技術とブランディングを一体で届ける制作会社

――現在の事業内容や特徴について教えてください。

ブランディングを重視した企画設計から、UI/UXデザイン、WebサイトやWebアプリの実装までを一社で行っています。情報設計や体験設計の段階から関わり、そのままデザインと実装に落とし込める点が特徴です。

特に実装面では、WebGLやThree.jsという技術を用いたインタラクティブな表現を取り入れています。ユーザーの操作に応じて画面が動いたり、視覚的に反応したりする表現を取り入れることで、記憶に残りやすい体験をつくり出せます。技術そのものを前面に出すのではなく、ブランディングのための手段として自然に組み込んでいる点が強みです。

――ブランディングに対して、どのような考え方を持っていますか。

「見た目を整えること」ではなく「体験全体を設計すること」だと考えています。そしてそのためには、企画・デザイン・実装が分断されていては成立しません。それぞれに専門性は必要ですが、当社ではそれらをシームレスにつなぎ、一つの思想のもとで形にしていくことを大切にしています。一気通貫で提供できるからこそ、意図のずれが起きにくく、体験として一貫性のあるアウトプットが可能になると考えています。

アートから経営へ――問題定義を軸にしたキャリア

――経営に至るまでの経緯を教えてください。

もともとはアートの世界に身を置いていました。東京藝術大学の油絵科を卒業し、当初は画家を目指して活動していました。ただ、制作を続ける中で、自分の表現をもう少し社会に開いた形で活かしたいという気持ちが強くなっていったんです。

その後、デザインや技術の世界に関わるようになり、その中で強く感じたのが「デザインは課題解決のための道具である」ということです。一方で、アートは課題そのものを提示する役割を持っています。この二つは対立するものではなく、補完関係にあると考えるようになりました。

――現在の経営にも、その考え方は影響していますか。

大きく影響しています。ブランディングの企画において重要なのは、いきなり解決策を出すことではなく、そもそも何が課題なのかを定義することです。アートで培った「問いを立てる視点」は、本質的な課題解決を支援する伴走型コンサルティングとして実を結んでいます。技術やデザインは、その問いに対する解答の一部でしかありません。その順番を間違えないことを、経営においても大切にしています。

エンドユーザーファーストという経営姿勢

――経営の軸として大切にしている価値観を教えてください。

最も大切にしているのは「エンドユーザーファーストであること」です。

クライアントには当然、事業としての意向や目的がありますが、最終的にサービスを使うのはエンドユーザーです。エンドユーザーの幸福が最大化される形が、結果としてクライアントの成果につながる――その順番を間違えないことが、ブランディングにおいても重要だと考えています。クライアントファーストではなく、エンドユーザーファーストであるべきだという考えは、当社で仕事を進めるうえで大切にしている考え方です。

この考え方は、ブランディングに限らず、会社としてどんな判断をするかという経営の基準にもなっています。短期的な成果よりも長期的に価値が残るかどうかを重視し、意思決定を行っています。

また、何よりも大切なこととして、短期的な数字を追うのではなく、エンドユーザーの体験価値を最大化することこそが、結果としてクライアントのLTV向上やロイヤリティ強化といった持続的な事業成長に直結すると信じているからです。

AI時代における、amurantの立ち位置

――業界の変化、とくにAIの進化についてはどう捉えていますか。

AIの進化によって、技術的な表現は誰でも一定水準まで扱える時代になってきています。Webサイトや動画、ビジュアル表現も、指示次第で生成できるようになりました。

ただ、課題をどう定義するか、新しい視点をどう生み出すかという部分は、人間にしかできない領域だと考えています。AIはあくまで道具であり、その使い方を決めるのは人です。

当社としては、AIも活用しながら、人だからこそ担える「問題定義」や「思想の設計」に強みを持つ会社でありたいと考えています。

――今後、どのような方向を目指していきたいですか。

現在は、実績を着実に積み上げていく段階にあります。ブランディングの企画から実装までを一気通貫で担えるという強みを、どのように市場に届けていくかが今後の課題です。

技術・デザイン・思想を分断せず、一つの体験として提示し続ける――その姿勢を崩さずに、パートナーである企業様はもちろん、その先にある社会全体の価値を最大化できるよう、amurantとしての価値を磨いていきたいと考えています。

Contact usお問い合わせ

    お問い合わせ内容
    氏名
    会社名

    ※会社・組織に属さない方は「個人」とお書きくだい

    役職

    ※会社・組織に属さない方は「一般」をお選びください

    メールアドレス
    電話番号
    どこでお知りになりましたか?
    お問い合わせ内容

    プライバシーポリシーに同意して内容を送信してください。