技術と提案力で信頼を広げる ―― 人を助けたい!その思いから始まった挑戦の軌跡

株式会社スグサポ 代表取締役 近藤海斗氏

株式会社スグサポは、便利屋のフランチャイズ事業を複数店舗展開しながら、リフォームのフランチャイズ、自社でのハウスクリーニング事業などを手がけています。便利屋という枠にとどまらず、リペアや原状回復、不動産管理会社向けの一括対応まで幅広く担っていることが特徴です。今回は代表取締役の近藤海斗氏に、事業の強みや経営の原点、社員との向き合い方、そしてこれから描いていきたい未来について伺いました。

便利屋の枠を超える力

――現在の事業内容や特徴について教えてください。

株式会社スグサポでは、便利屋のフランチャイズを3店舗、リフォームのフランチャイズを1店舗展開しています。加えて、自社事業としてハウスクリーニングも手がけており、リペアを組み合わせたような形で不動産管理会社向けのサービスも行っています。退去立ち合いから入り、そのままハウスクリーニングやリペア、リフォーム、クッションフロア、クロスの対応、レンジフードや水栓の取り換えまで、自社で一括して対応していることが大きな特徴です。

――業界内での強みや他者との違いはどのような点にありますか。

一般的な便利屋のイメージにとどまらない技術力と提案力です。弊社には現場監督を経験したスタッフや、電気工事士の資格を持っているスタッフ、洗濯機やエアコンの完全分解作業ができるなど、経歴や経験、知識をもって従来の便利屋の範疇を超えた対応も行っています。お客様と接しながら、そこで得た相談や困りごとをリフォームにもつなげていける点は、BtoCにおける強みです。

BtoBの面では、公共施設の清掃業務を承っています。また不動産管理会社に向けた一貫対応できる点は強みです。他社さんではさらに別会社に依頼が分かれることがありますが、当社では一貫して自社施工で行います。

人を助けたい思いが原点

――経営者になられた経緯を教えてください。

元々目指していたのは救急救命士でした。人を助けたいという思いが根底にあり、その延長線上で志していました。しかし、コロナ禍をきっかけに、その進路に迷いが生まれました。自分の身を守ることにも不安を覚え、その道を諦めました。

大学時代に介護のアルバイトを経験し、人を助ける方法は命を救うことだけではないと考えるようになりました。介護の仕事にもやりがいを感じましたが、他に違った形でも人を助ける仕事がないかと思い、そのときに出会ったのが便利屋という仕事でした。その会社で社員として働きましたが、給料の未払いを経験しました。そこですぐに自分で経営することを決め、法人を立ち上げました。「社員や社員の家族も幸せにする会社を作る」と強く決意し、友人や関わりのあった人たちに声をかけながら少しずつ仲間を増やし、現在の7名体制となりました。

――仕事をする上で大切にしている価値観は何でしょうか。

弊社ではお客様からの依頼を断りません。もし「今から来て」と言われたら、予定が入っていれば断るところが多いと思います。しかし困っている人がいるなら、何とか対応したい、その思いがあります。もし自分たちが断ったら、どの業者がやるのか、その断ってしまった先のことを結構考えてしまいます。高齢の方からすれば、私たちは孫みたいなものです。どんどんご依頼いただけたら自然と売上につながり、社員の給料も上がっていく。大きな案件を一度で取るよりも、小さな困りごとを一つひとつ丁寧に解決し、その積み重ねで信頼を広げていく。それが弊社の目指す姿です。

全員が同じ目線で働く組織

――組織運営で意識していることを教えてください。

上司部下という関係を作らず、全員が同じ立場の会社を作りたいと思っています。自分は野球部でしたが、先輩後輩の厳しい上下関係を経験しました。良し悪しありますが、その関係だと仲が悪くなるということがありえます。なるべくフラットな関係を築きたいと考えています。

社員とは「ありがとう」や「お疲れ様」といった当たり前の言葉を大切にしています。作業終了後の報告での声かけ、ありがとうと言われたときには誠意を持って返すことを徹底しています。それはお客様に対しても社員に対しても、感謝を言葉にすることを大事にしているからです。

――社員に求める姿勢はどのようなものですか。

私たちは今は人数が少ないからこそ、一人ひとりの仕事への向き合い方が、そのまま会社の評価や結果に直結します。

そのため、任された仕事は最後までやり切る責任感を大切にしています。どんな仕事であっても手を抜かず、途中で投げず、最後までやり遂げる姿勢を求めています。

また、個人の力だけでなく、周囲と協力しながら全体で成果を出す意識も欠かせません。困っている仲間がいれば自然と手を差し伸べられるような関係性の中で、日々の業務に取り組んでいます。

経験の有無よりも、素直に学び、まず行動に移せることを重視しています。失敗を恐れるよりも、一歩踏み出し、そこから吸収していく姿勢が成長につながると考えています。

そして、お客様や仲間に対して誠実に向き合うこと。基本的な挨拶や礼儀を大切にできることが、信頼関係の土台になると考えています。

決して楽な仕事ではありませんが、その分やり切った時の達成感や成長を実感できる環境です。私たちは、同じ方向を向き、本気で仕事に向き合える仲間と働きたいと考えています。

次なる挑戦へ描く未来像

――今後の展望や挑戦したいことを教えてください。

私たちは、「困っている人に手を差し伸べられる存在でありたい」と考えています。

日常の中で生まれる小さな困りごとから、誰にも頼れずに悩んでいることまで、そうした一つひとつにしっかり向き合い、必要とされる場面で力になれる会社であり続けたいと思っています。

今後は、対応できる業務の幅やエリアを広げることで、より多くの方の助けになれる体制づくりに取り組んでいきます。また、一つひとつのご依頼に対して丁寧に向き合い、「頼んでよかった」と感じていただける仕事を積み重ねていきます。

規模の大きさではなく、どれだけ人の役に立てたかを大切にしながら、地域に必要とされる存在を目指して挑戦を続けていきます

支え合う仲間との大切な時間

――仕事以外でのリフレッシュ方法を教えてください。

スタートアップの経営者なので当たり前だと思っていますが、正直にいうと、この2年半、一日も完全な休みを取っていません。365日24時間電話対応も続けているため、深夜でも電話が鳴ることもあります。それでも、お客さんとの雑談だったり、仕事の後にお客様がデリバリーを頼んでくれて一緒にご飯を食べたりする時間がリフレッシュになっています。

丸1日の休みはなくても、もともとスポーツが好きなので、現場が終わってから夜にバスケットボールをしたり、朝に草野球へ行くこともあります。午前中野球して午後から仕事へ向かうということもあります。スポーツは大切な気分転換になっています。

そして何よりのリフレッシュは、社員と飲みに行く時間です。全員で集まる機会は現場の都合もあって2〜3カ月に1回ほどですが、何よりの楽しみで、モチベーションにもなっています。

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