相談を一元化し、人生の選択に寄り添う――World Lifeが描く新しい福利厚生のかたち

株式会社World Life 代表取締役 中村公哉氏

株式会社World Lifeは、個人の多様な悩みに寄り添う「相談型サービス」を軸に事業を展開しています。保険、結婚、子育て、相続、防災など、人生のあらゆる局面に関わるテーマを横断的に扱い、企業向けには福利厚生として提供するなど、従来の枠にとらわれない独自の取り組みが特徴です。本記事では、代表取締役の中村公哉氏に、事業の背景や理念、今後の展望について伺いました。

多様な悩みに応える「相談の一元化」という発想

――現在の事業内容や特徴について教えてください。

内容としては「相談型の福利厚生」という形で、FP相談や結婚相談所、保険の見直しといった分野を扱っています。それに加えて、子育ての悩みについては保育士の知人を紹介するなど、専門家と連携しながら対応しています。

扱うテーマは幅広く、お金のこと、子育て、相続、防災など、生活に関わるあらゆる相談に対応しています。防災についても、防災士として相談を受ける体制を整えています。特定の分野に限定するのではなく、個人の生活に関わる悩みを横断的にサポートしている点が特徴です。

――こうした幅広い相談サービスを提供する背景には、どのような思いがあるのでしょうか。

会社を立ち上げたのは約3年前ですが、そのきっかけは「相談できる環境が意外と少ない」と感じたことです。相談したいけれど誰に聞けばいいかわからない、そんな人が多いと気づきました。もともと保険営業をしていた頃から、保険以外の相談も多く受けていましたが、自分の知識だけでは十分に答えられない場面もありました。

それならば、自分自身がさまざまな分野の知識や資格を持ち、総合的に対応できるようにした方がいいと考えました。実際に防災士の資格を取得したり、カウンセリングの勉強をしたりと、対応領域を広げてきました。その延長線上で、「相談を一元化するサービス」として事業化したのが現在の形です。

最終的には、「この人に聞けば何とかしてくれる」と思ってもらえる存在でありたい。その思いが根底にあります。

押し売りをしない経営と「選択肢」を重視する価値観

――経営判断の軸となっている価値観について教えてください。

大きな方針というよりは、今やっていることをベースに直感で動くことが多いです。ただ、根本にあるのは「縛られない状態でいたい」という考えです。例えば在庫を持たない、特定の商品を売らなければならない状況を作らないといった点です。

保険営業時代に「これを売らなければならない」という状況に違和感を感じていました。そういった制約があると、本当にお客様にとって良い提案ができなくなる可能性があるからです。そのため現在は、会社経営に加えて会社員としての仕事や個人事業も行い、収入源を分散しています。どれかがなくなっても問題ない状態を作ることで、無理に売る必要のない環境を整えています。

結果として、サービス価格も業界内ではかなり低い水準になっていると思います。大きく利益を取ることよりも、必要な分だけいただくというスタンスです。

――サービス提供において大切にしていることは何でしょうか。

一番大事にしているのは「選択肢を与えること」です。答えは一つではないという前提で、複数の可能性を提示するようにしています。どれを選ぶかはお客様自身が決めることですが、その判断材料をしっかり提供することが役割だと考えています。

ありのままの関係性と主体性を重視した組織観

――コミュニケーションで大切にしていることを教えてください。

取り繕わず、ありのままでいることを大切にしています。無理に自分を良く見せるのではなく、そのままの状態で関係を築くことが重要だと考えています。その中で共感してくれる人と関係を築いていけばいいというスタンスです。

――今後、人材を採用する場合に求める人物像はありますか。

自分から動ける人であることは前提です。受け身の人とはあまり一緒に仕事をしたいとは思いません。また、「雇う」というよりは、対等な立場で一緒にやれる人を求めています。最終的には任せられるかどうかが判断基準になると思います。

自分と同じかそれ以上の力を持っている人と組みたいという思いがあり、役員のような形で関わるイメージに近いです。

離職率改善を軸にした新たな挑戦

――今後取り組んでいきたいことについて教えてください。

現在の福利厚生事業に加えて、「マネジメントサポート」にも力を入れていきたいと考えています。具体的には、企業の離職率を下げるための支援です。

売上向上のコンサルティングは主に飲食業を中心に行っていますが、このマネジメント支援については業種を問わず提供していきたいと考えています。離職率の問題は多くの企業に共通しているため、ここに価値があると感じています。

――現在の課題についてはいかがでしょうか。

現状としては、新規顧客の開拓を進めていきたいと考えています。SNSは趣味程度で活用していますが、そこに大きく依存するつもりはありません。これからはリアルなつながりを大切にしながら広げていく方針です。

「嘘をつかない」ことと、選択肢を提示し続ける姿勢

――経営において譲れない思いはありますか。

大きなポリシーがあるわけではありませんが、「選択肢を与えること」と「嘘をつかないこと」は大切にしています。それ以外のことは状況に応じて柔軟に対応していけばいいと考えています。

取り繕ったり無理をしたりしても、長くは続かないと思っています。シンプルですが、正直であることが結果的に一番うまくいく方法だと感じています。

――リフレッシュ方法について教えてください。

休みはあまり多くありませんが、時間があるときにはゲームをすることがあります。どちらかというとインドアで、人が多い場所はあまり好みません。静かな環境で過ごすことがリフレッシュにつながっています。

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