誰も見ぬ領域へ挑み続ける表現者の挑戦

株式会社イン・ザ・フィールド 代表 山本愛子氏

株式会社イン・ザ・フィールドは、子どもが主役のコンテスト「リトルミス・リトルミスターコンテスト」の開催を主に展開している会社です。国内で初めて子どもを対象としたミスコンテストを始めたという背景を持ち、まだ人が取り組んでいない分野に挑戦する姿勢を大切にしてきました。現在は新事業として、音楽と言語を融合させた「UtaLingo (ウタリンゴ)」をスタート。外国語のオリジナル楽曲制作、ボイスレッスン、語学レッスン、レコーディング、ミキシング、配信までを一貫して行い、学びや体験を形に残す取り組みを進めています。今回は、代表の山本愛子氏に事業への思いや、今後の展望について伺いました。

表現の力で新境地を拓く

――現在の事業内容や特徴について教えてください。

主に、子どもが主役のコンテストである「リトルミス・リトルミスターコンテスト」を展開しています。もともと、1990年代、私が高校時代にアメリカにいた際、南部では子どもを対象にしたコンテストが盛んに行われていることを知りました。一方で、日本にはそのような文化がなかったため、日本で開催したら面白いのではないかと考え、2012年に国内初として始めました。その後は現在に至るまで、国内のみならず国際大会にも日本代表を輩出し、各大会で好成績をおさめています。

現在は新たに、「UtaLingo (ウタリンゴ)」という事業も始めています。これは、音楽と言語を融合させたもので、言語を学ぶことだけを目標にするのではなく、外国語の歌詞によるオリジナル楽曲を制作し、ボイスレッスンや語学レッスン、プロによるレコーディングやミキシングを行い、最終的には配信まで行う事業です。体験だけで終わるのではなく、自分が取り組んだことを形に残したい方、自分の歌を世界に配信したい方に向けた内容です。市場は日本に限らず世界になると思っていますし、年齢・性別を問わずどなたでも自分の体験を形に残せるものにしていきたいと考えています。

――業界内での強みはどのような点にありますか。

この「UtaLingo (ウタリンゴ)」については、小規模でやっていますので、個人のニーズに合わせたものができることが強みだと思います。大量生産というよりは、ご本人の個性や世界観、弱みをカバーしたその人自身の強みを押し出せるような、そういったものを提供できるのではないかと思います。あとコミュニケーションが取りやすいことも強みです。

――理念やビジョンにはどのような想いが込められていますか?

日本国内で初めて子どもが主役のコンテストを始めたパイオニアとして、今後もまだ誰もしたことがないこと、まだ見ぬ地に挑戦し続けていたいと思っています。

挑戦を続けるパイオニア精神

――経営者になられた経緯を教えてください。

もともとは自営業としてオンラインで語学レッスンを提供する仕事をしていました。その延長線上で、自分で会社を立ち上げて事業を行うようになりました。私自身、2001年に4年制大学卒業で就職氷河期だったこともあり、企業へ就職することをあまり現実的には考えていませんでした。物心ついた時から自分で会社を立ち上げようという思いがあり、大学院へ行くなどの準備期間を経て、チャンスができたタイミングでやってみようと思いました。

リトルミス・リトルミスターコンテストについても、私が高校時代にアメリカにいた時、南部ではそうした文化が盛んだったことが背景にあります。当時、日本には全くありませんでしたので、これを日本でやったら面白いのではないかと思い、2012年より始めることとなりました。

――仕事をする上で大切にしている価値観は何でしょうか。

割と柔軟性はある方だと思いますが、時代に合ったことをしたいという思いがあります。市場は常に変わっていくので、絶えず変化していかなければならないと考えています。

「UtaLingo (ウタリンゴ)」も、その考え方から生まれた新事業です。これまでは子どもをターゲットにしてきましたが、現代では少子高齢化の問題があります。そこで、年齢や性別を問わず、誰でも自分の体験を形に残せるものにしたいと考えました。親子で歌えば、お子さんにとっても親御さんにとっても思い出になり、形にも残ります。チャレンジすることに年齢は関係なくなってきていると感じています。

新事業を育て未来を描く

――今後採用を行う上で、一緒に働く方に求める姿勢はどのようなものですか。

現在は固定の従業員はおらず、イベントなどの際は外注でお願いしています。中心となって動いているのは私一人です。もし今後採用するとしたら、自分とは違う視点で物事を見られる人と一緒に働きたいです。感性や価値観はある程度似ている方がいいと思いますが、物事の見方やアプローチの仕方は違っている方が良いです。目指すところ、例えば会社の利益を上げることやお客様に満足していただくということを目標にするという点は同じでありながら、そこに至る方法や視点が違う人が必要だと思います。お互いに補い合える関係が理想です。


――今後の展望や挑戦したいことを教えてください。

今は、始めたばかりの新事業をきちんと育てていきたいです。リトルミス・リトルミスターコンテストも、名前が知られ、認知されるまでには時間がかかりました。新しく始まった「UtaLingo (ウタリンゴ)」も定着していくまでには時間が必要だと思っています。

まずは「UtaLingo (ウタリンゴ)」 を成功に導くことが、今の一番の目標です。軌道に乗ってくれば、そこからまた見えてくるものがあるかもしれません。現時点では、その先に別の新しい事業を考えるというより、目の前の新事業に集中したいです。

――現在、課題として捉えていることがあれば教えてください。

集客、広告宣伝については課題です。どのようにすれば伝わりやすいか、常にそこを考えています。現状は、私自身が歌ってみて、「こういうことができます!」と実演することでイメージしやすくしています。サンプルとなるものがあれば具体的になりますよね。AIで動画を作るのも方法の1つですけど、受け手側からすると(この事業の場合は)あまり現実的ではありませんからね。私もやってみたい!私にもできるかも!と思っていただくためには、実演して見せることが一番だと思っています。

世界に触れ感覚をアップデート

――仕事以外でのリフレッシュ方法を教えてください。

日常的にリフレッシュとして行っていることとしては、露天風呂や温泉に行くことです。週に3、4回ほど行くこともあり、1人きりでリラックスできる時間になっています。あとは、好きな音楽を聴いたり、読書をしたり、美術館へ行きアートに触れることも大切な時間です。

長期の休みがある時は、海外へ行くことが多いです。特にフランスは、私にとっては第二の故郷のような場所です。まとまった時間があればパリへ行き、友人に会ったり、新しいものを吸収したりしています。日本にいるだけでは味わえない空気や感覚、センスを取り入れることで気持ちがリフレッシュされます。単なる休息ではなく、仕事に活かせる感性を磨く時間にもなっています。

――最後に、読者へメッセージをお願いします。

私自身は常にパイオニアであり続けたいという思いがあります。新しい事業をやろうという人はいると思いますけど、まだ誰もやっていない領域に踏み込んで、やっていくことは勇気が必要ですが、とても楽しいことです。ぜひみなさんにもそうあって欲しいなと思います。チャレンジすることを恐れずやっていくことは大事かなと思います。

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